前装冠破損に伴う硬質レジン前装冠装着の件
2015.07.11更新
初診時の術前模型(切端部に破損有)
術前
術後
↑術後の装着模型(適合OK)
★★初診日:H27年6月27日㈯
★★患者名:N.T様(39歳)
★★補綴名:硬質レジン前装冠
★★補綴部位:左下犬歯(単冠)
★★主訴:左下犬歯前装冠破損のため作りなおし希望
★患者様の希望:他県にて3~4年前作ってもらったが異常高咬合のため前装冠を削られて前装面がなくなり金属面が見えて来たのでレジンを充填されたが恰好が悪いので作りなおして欲しい。対合歯も装着後の冠も削らないでほしい。
★症例の治療経過:初診日に脱冠後支台形成及び印象採得。クリアランスが狭かったので鋳造コアを削除して間隙保持しました。TEKにて仮着。
★補綴物装着:H27年7月4日㈯(仮着)鋳造コアに全周ショルダー形成のため仮着(やや硬くて高かったので仮着セメントにて仮着):H27年7月9日㈭(装着)折り合っていたのでセットしました。
★術後の観察・説明:仮着をして数日様子を見てセットした方があとあと調子いいですよ。そのままセットしてもどうしても後々異和感が残りますよ。仮着セメントですのではずれる心配もないし高いなりに折り合って来ますので心配いりませんよ。
★患者様の評価:審美的に丁度マッチした色合い(A3)で適合もよく納得した笑顔だったのでとても嬉しくて安心致しました。
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